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TERRACE/芦田みゆき
¥1,500
TERRACE 芦田みゆき/写真と言葉 *** 写真と言葉:芦田みゆき ジャンル:写真と言葉の本 出版/制作:00-Planning Lab 発行年:2025.5 英訳:Andrew Brindle 148mmx148mm、20ページ、カラー、中綴じ、糸かがり 本の特徴:上質な白いコットン用紙を本文に使用しています。コットン特有の柔らかさを持ちながらもコシがあり、手にした時の上品な質感が特徴です。 ECF(無塩素漂白)パルプで作られているため環境にも優しい素材です。 内容:『TERRACE』写真と日・英の詩で構成しています。 ***** 手にしたのは、古い古いノートに書かれた、言葉の集合体だった。 「TERRACE」と題されたその言葉を書いた私は、たぶん十八才。どんなシチュエーションでノートに向かったのか、まったく思い出せないけれど、「TERRACE」はノートというよりひとつ詩である。それは「五感が物質に変換されるイメージ」の具現化、そして、身体の境界をめぐる問題提起である。 今の私は詩を書かないが、ここぞというタイミングで、昔の詩が発掘される。それはみな、現在の私がテーマとしている思考の核心を突いたものであり、私は昔の私に助けられることで、生き続けることができ、写真の深いテーマに目覚めさせられるのだ。 「現在の私」は「過去」を変えられる。当時の私は、そのノートが時を経て再び読まれ、このような形で解釈され、問いを発し続けることになるとは、思ってもいなかっただろう。 私は「TERRACE」という詩に、一番新しい写真と、迷子のように街をさまよっていた頃の写真と、作品を意識して撮り始めた頃の写真、それらをごっちゃに混ぜて、連作にまとめた。その一部を展示して、あとは小さな写真集におさめた。 昨年から取り組んでいる「森」「HOUSE」、現在進行形の「庭」に「TERRACE」が加わり、身体、バウンダリー、セイフティプレイス、その先と、連続したイメージを持つことができた。 翻訳はいつもお願いしているアンディさんに、身体の感覚をお伝えして、訳していただいた。この作品が次の「庭」へと繋がっていきますように。 ***** 芦田みゆき Ashida Miyuki/Profile Born in Tokyo Nihon University College of Art, Fine Arts Award 2011 〝RICOH RINGCUBE BUIDING, Two side signboards Competition〟Highest award 2015 〝Moscow International Foto Awards(MIFA)2015〟Honorable Mention 2016 〝Paris PX3 Photography Competition 2016〟Silver & Honorable 2017 〝Nude〟Dojima River Awards 2017 Exhibitions 2015 〝Border〟Gallery Camellia 2016 〝南南東〟Omotesando Gallery 2020 〝Tokyo Wall ginzaline〟iia gallery 2022 〝Tokyo Wall ginzaline 2〟iia gallery 2022 〝桃を買いに行く〟Art Gallery M84 2024 〝午後四時の森〟Gallery Camellia 2024 〝HOUSE Why Not, Cherry? 〟みうらじろうぎゃらりーbis Group Exhibitions 1994 〝Art Today 1994〟Sezon Museum of Modern Art 2011 〝PHOTOGRAPHERS SUMMIT〟CP+RICOH Booth, Shibuya Seibu Gallery Exhibition planning 1993 〝00-Collaboration 詩と美術〟Sagacho Exibit Space 2021 〝GR☆Club Photo Exhibition 架空の街〟Meguro Museum of Art, Citizens Gallery 2025 〝GR Snap Shooters!〟CALOTYPE PHOTO GALLERY Books 1987 『記憶の夏』昭森社 1990 『J- WAVE Collection空想紀行』講談社 1990 『楔状の記号』思潮社 1993 『草の円柱』思潮社 1994 『複数の署名 00-Collaoration 詩と美術』思潮社/Catalog Competition Excellence Award 1995 『養老天命反転地 荒川修作+マドリン・ギンズ』毎日新聞社 1996 『現代思想 増刊号・荒川修作+マドリン・ギンズ』青土社 2002 『ミドリとハエの憂鬱(メランコリア)』七月堂
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HOUSE Why Not, Cherry?/芦田みゆき
¥2,500
HOUSE Why Not, Cherry? 芦田みゆき/写真と言葉 The Story of a Girl who Found Freedom 私は 過去の私を置いて チェリーという少女を 解き放った。 幼い頃に受けた傷。 精神の、心の、肉体の、魂の。 あの場所で、この場所で、家で、学校で。 少女の目に光がともり、瞬く。 /シャッター/閉じる/開く/ 現在でも過去でもない時空の迫間で 自由を手に入れた ひとりの少女の物語がはじまる。 *** マザーグースのような…大人の絵本! (英語と日本語で読めます) 写真と言葉:芦田みゆき ジャンル:写真と言葉の本 出版/制作:00-Planning Lab 発行年:2024.12 Book design:Hidemi Okuyama 英訳:Andrew Brindle A5判、148mmx210mm、32ページ、カラー、表紙・箔加工、中綴じ、糸かがり 本の特徴:布素材の表紙と、上質な白いコットン用紙を本文に使用しています。 表紙は布素材の触感と温もりを生かした鮮やかなウォーターグリーン。その上から光沢のある黒の箔押しでタイトルを入れました。 本文の用紙は、コットン特有の柔らかさを持ちながらもコシがあり、手にした時の上品な質感が特徴です。 ECF(無塩素漂白)パルプで作られているため環境にも優しい素材です。 内容:『HAUSE Why Not, Cherry?』日・英全文と、31枚の写真で構成しています。 ***** 芦田みゆき Ashida Miyuki/Profile Born in Tokyo Nihon University College of Art, Fine Arts Award 2011 〝RICOH RINGCUBE BUIDING, Two side signboards Competition〟Highest award 2015 〝Moscow International Foto Awards(MIFA)2015〟Honorable Mention 2016 〝Paris PX3 Photography Competition 2016〟Silver & Honorable 2017 〝Nude〟Dojima River Awards 2017 Exhibitions 2015 〝Border〟Gallery Camellia 2016 〝南南東〟Omotesando Gallery 2020 〝Tokyo Wall ginzaline〟iia gallery 2022 〝Tokyo Wall ginzaline 2〟iia gallery 2022 〝桃を買いに行く〟Art Gallery M84 2024 〝午後四時の森〟Gallery Camellia 2024 〝HOUSE Why Not, Cherry? 〟みうらじろうぎゃらりーbis Group Exhibitions 1994 〝Art Today 1994〟Sezon Museum of Modern Art 2011 〝PHOTOGRAPHERS SUMMIT〟CP+RICOH Booth, Shibuya Seibu Gallery Exhibition planning 1993 〝00-Collaboration 詩と美術〟Sagacho Exibit Space 2021 〝GR☆Club Photo Exhibition 架空の街〟Meguro Museum of Art, Citizens Gallery 2025 〝GR Snap Shooters!〟CALOTYPE PHOTO GALLERY Books 1987 『記憶の夏』昭森社 1990 『J- WAVE Collection空想紀行』講談社 1990 『楔状の記号』思潮社 1993 『草の円柱』思潮社 1994 『複数の署名 00-Collaoration 詩と美術』思潮社/Catalog Competition Excellence Award 1995 『養老天命反転地 荒川修作+マドリン・ギンズ』毎日新聞社 1996 『現代思想 増刊号・荒川修作+マドリン・ギンズ』青土社 2002 『ミドリとハエの憂鬱(メランコリア)』七月堂
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EDLP/ほんだ のりこ
¥2,300
写真集「EDLP」 ほんだ のりこ Honda Noriko 文庫サイズ・72P 付属品:ミニルーペ &サンプルプリント付 ジャンル:#写真 #物語 #narrativestory #社会学 #相対的貧困 #労働 #snapshot #elephant _in_the _room #分断社会 #再部族化 #tokyo #japan 【本の紹介】 私たちはお買い得?とっくに幸せ底値感(^_^;人は価値で測るもん(・_・ 漂う漠然とした不安はどこから来るの? スマホとほぼ同サイズ、付属のミニルーペ で、意識して「見る」ことを体験できる写真集。様々な世代・働く人が集まる交通機関や街の様子を中心に2015年から撮影。ルーペの台紙裏もご覧ください。レイアウト・付属品含めて、既存の材料・安価な方法をとっているのは意味があったりします。清潔な街並み、綺麗な身なり、一見すると穏やかな暮らし。でも、それは表面上・・だとみんな気づいています。綻んだ布は、元には戻らないし、自然に新しくなったりしない。私たちはどうするの?どこに行きたいの? ちなみに見てみないふり、を英語だと“Elephant in the room”と言うのだそうです・・ 【写真家紹介】 ほんだのりこ Honda Noriko 個人の暮らしの中で起きる疑問や感情を、 写真を使った視覚的な物語として綴ることで、 社会へつなげていきたいと考えています。 受賞歴 2019年 六甲山国際写真祭 神戸国際写真賞 自由部門 1位 掲載 2021年 newsweek japan「Picture power」